北海道勇払郡むかわ町のお年寄りたちが何故か映画制作に飽くなき情熱を捧げている。監督もカメラマンもキャストも全員素人、町興しとして製作した映画がすでに4作あり、回を重ねるごとにその暴走具合が止まらない。
1作目:田んぼdeミュージカル(2003年45分)、2作目:田んぼdeファッションショー(2005年40分)
なぜ映画が作られるようになったかが動画で詳しく解説されている。
3作目:いい爺いライダー(2008年55分)
市町村合併に反対する「いい爺い」がバイクにまたがり暴れ回る!というスタイリッシュでエモーショナルな内容。また第17回スポニチ文化芸術大賞グランプリ、2008年度地域づくり総務大臣賞、第3回山村力コンクール審査委員会長賞、ほか数々の賞を受賞した。
4作目:赤い夕陽の爺yulie(2011年60分)
今度は西部劇に挑戦。笑いと涙のミュージカルドラマ仕立てとなっており、この時点で最高年齢90歳、平均78歳となっている。
今も全国各地で上映会が続いているそうで、最寄で上映会があった際はぜひ立ち寄ることをお勧めしたい。
また第5作目にも意気込みを見せているようなので、今後も要注目だ。