日本料理の代表格であり、世界中の人々から愛されている寿司。
世界各国に広まることで独自進化し、いまや各ローカルではカリフォルニアロールのような創作寿司が生まれている状況だ。
そうした背景をもとに、今新たな創作寿司が注目されている。
「寿司ドーナツ」である。
寿司ドーナツを考案したのは、オーストラリアのメルボルンを拠点に、ビーガン料理を創作し続けているSAMさん。
ココナッツオイルを塗った型に銀シャリを入れ、ドーナツの形にした後に、黒ゴマやわさび、カシューマヨネーズ、アボカドで飾り付けを行っている。
SAMさんのインスタグラムにはフォロワーが14万7千人おり、写真を見た人々は「すごい!」「クール!」とみな衝撃を受けている様子だ。
日本人からすると寿司と呼べる料理なのかどうか、判断が分かれるところかもしれない。しかし、寿司ドーナツ自体は日本的な奥ゆかしさを上手く表現した、とても美味しそうな料理ではないだろうか。