『天国大魔境』『それでも町は廻っている』『木曜日のフルット』『外天楼』『ネムルバカ』などで知られる漫画家の石黒正数(@masakazuishi)さんが、子供に文字を教えるために自ら描いた手製の教材をTwitterに公開し、あまりのユニークさから読者の心を鷲掴みにしている。その教材画像がこちら。
子供に字を教える時、ひらがな1文字1文字が読める状態から、単語、文章として認識する段階へ進むのに劇的に効果があった手製教材です。
これなにー!?と絵に食いついたら「何者か正体を調べてみ?」と文字を読ませます。
キャラは少しずつ増えます。 pic.twitter.com/GF9XJTrXQa— 石黒正数 (@masakazuishi) January 29, 2023
自身で描いた様々なオリジナルキャラクターを、横に名前と簡単な解説を添えて一覧にしている紙の数々。この手製の教材は、絵のキャラクターに興味を抱かせつつ、その正体を知るために横に書いてある文字を読ませ文字と内容を理解させていくというもので、ひらがな1文字1文字が読める状態から、単語、さらには文章として認識する段階へ進むのに劇的な効果があったそうだ。
注目すべきは漫画家ならではの、そのキャラクターのユニークさ。
読者からは「すごいワクワクする」「すべてのキャラがかわいくて愛おしい」「商品化してほしいやつ」「子供向けの教材とかで人気出そう」「大人が見ても楽しい」など絶賛する声が多数寄せられている。
その他にも「絵本をひとりで読む一歩前の段階ということか」「ちょっと怖い部分を感じさせるのが子供の興味を惹きつける上手なやり方」「何事につけ興味が一番の学習モチベーション」「程度をあらわす言葉の語彙も増やせるいい教材」など教材としてのクオリティの高さを称賛するコメントも多数見られている状況だ。
想像力と読解力を同時に養うことができるこの教材、本当に発売されたら欲しいという方は多いのではないだろうか。
石黒正数さん原作の『天国大魔境』はアニメ化も決定しているので、これを機に石黒さんの漫画に興味を抱いた人はぜひ読破してほしい。