とあるTwitterユーザーが、ギリシア神話に登場する卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人「サイクロプス」に関するある考察をイラスト画像つきで投稿したところ、ファンタジー好きの間で話題となっている。その投稿がこちら。
ギリシャ神話にサイクロプスのモデルは象の頭骨だという説がある
たしかにこの象の頭骨見たらそう思うわな pic.twitter.com/u81nnr70uz
— 兎です。(FAKE) (@Soviet_Usako) December 3, 2021
ギリシャ神話に登場するほか、様々なファンタジー作品などにも登場する単眼の巨人サイクロプス。じつはそのモデルは地質学的知見から象の頭骨だという説があるようだ。
象の頭蓋骨の正面には、長大な鼻に見合う巨大な鼻腔が1つ開いており、象を見たことの無かった人々が鼻腔を眼窩と勘違いしたのではないかというのだ。
そこでこの投稿にも描かれているように象の頭骨とサイクロプスのイメージイラストを比較してみると、思った以上にそっくりであることが伺える。
これにはSNS上でも「面白そうな話」「象ってこんな穴あるんだ」「まんまあのサイクロプスの絵のやつ」「ゾウが絶滅した地域にしか単眼巨人伝説はない」など様々な意見がコメントとして投稿されている。
ここまで似てくると、サイクロプスの発祥は象の頭骨説はたしかに感じられてくる。ほかにも様々な伝説上の生き物は、このような形で古代の人々が何かしらのヒントから想像して生まれてきたのかもしれない。そう考えると改めてワクワクしてしまう人も多いのではないだろうか。