中国では海水浴の際に目と鼻と口のところだけが開いているマスク型水着facekini(フェイスキニ)を被るのがトレンドだが、そのポートレート写真がじわじわくるので、まとめてご紹介したい。
このフェイスキニ、決して人を笑わせるために被っているのではない。青島のビーチでは人気があり、クラゲや昆虫、紫外線などの刺激物質から身を守るために被っているのだ。スイミングスーツと同じようなストレッチのきく素材で装着に対する違和感はないようなのだが、何も知らないでビーチを訪れた人は大量の覆面レスラーと遭遇したかと思い、驚かずにはいられないだろう。
様々なカラーリングやデザインがあり、水着のデザインと合わせると日本では考えられないようなカラーリングの人も少なくないようだが、これもある意味で中国のパワーを感じるビーチの風物詩と言えるのかもしれない。
肌をガードするには機能的であるのは間違いないので、興味のある人は日本のビーチでもぜひ装着してみてほしい。ただし被ったままコンビニや銀行に行くと勘違いされてトラブルに巻き込まれる可能性があるので、その点は要注意だ。