高橋留美子さんの漫画を原作に、1981年から放送され一世を風靡したTVアニメ版『うる星やつら』。
そのOP曲である「ラムのラブソング」のデモ音源が37年ぶりに公開され、話題となっている。
小林ミミちゃんと相談して、ラムのラブソングの最初のデモテープを nana に公開しました。
アニメのニューミュージック/テクノは、ここから始まった!https://t.co/tFeGyiVrpr https://t.co/tFeGyiVrpr— 安西史孝 (@f_anzai) 2018年6月20日
この「ラムのラブソング」のデモ音源を公開したのは、当時同アニメの劇中曲を手がけた安西史孝さん。
同曲の作曲者・小林泉美さんが1981年の初夏頃に制作した最初のデモとなっており、安西さんが音楽SNS「nana」で公開した。
なお、この音源をもとに歌詞やアレンジを作成・調整していったため、歌詞は最終的な楽曲とは異なっており、またサビ以外の部分はスキャットになっている。
「ラムのラブソング」は歌唱を担当した松谷祐子さんのデビュー曲であり、アニメ放送開始の1話から100話までオープニングで使用された同作および80年代のアニメソングを代表する名曲。このデモ音源も歌っているのは松谷さんのようだ。
今なお数々のアーティストがカバーし、カラオケなどでも熱唱され続けるなどアニメファン以外にも馴染みの深い名曲の、関係者だからこそ公開できるレア音源に、放送当時を知るファンは大興奮しているようだ。