小学生の頃、やらされた勉強のなかでも特に苦痛を感じやすかったもの、漢字ドリル。
意味のあるようでない例文や、漢字をただひたすら書き込んでいくという、勉強の楽しさからは程遠い写経のような作業だったはずだ。
しかし今、その漢字ドリルが思わぬ進化を成し遂げている。それは…例文がすべて「うんこ」の漢字ドリルである。
この驚くべきドリルを発売したのは文響社。著者は『スカイフィッシュの捕まえ方』や『ダイナミック通販』など異色のバラエティを企画してきた演出家、映像ディレクターの古屋雄作。
なんとこのドリル、新学習指導要領対応だ。1年生から6年生までの学年別に発行されている。
例えば1年で習う「田」なら、
・田んぼのどまん中でうんこをひろった
・田うえをしながらうんこをもらすおじいさん
・水田にうんこをなげ入れる
といった、無理やりにでもうんこを混ぜ込んだしょうもない例文が満載となっている。
事前調査では親子の両方から大絶賛だったようで、おもしろくてしっかり漢字が身につく最強ドリルとして話題となっている。
現在、書店のほかAmazonなどでも購入できるので、気になる方はぜひ4月からの新学期に合わせて購入してみてほしい。