「バンドマンにしか分からないトラウマ風景」を描いたイラストが、意味が分かると胸が苦しくなると今SNSの音楽好きの間で話題だ。その投稿イラストがこちら。
バンドマンにしか分からないトラウマ風景 pic.twitter.com/q0wfkLCRVC
— 夏彦@アニブイ (@natsuhiko_v2) October 11, 2025
大勢の観客が入っているスタンディングのライブ会場。殆どの観客がうつむいたまましらけているのに対し、最前列の数名だけが楽しそうに両手を挙げてステージ上のアーティストを応援しているのだった…。
どうしてこんなに激しい温度差が生まれてしまうかというと、実はこの最前列で盛り上がっている人々、この状況で1列目にいることから、大体が出番の終わった共演者だというのだ。つまりサクラ以外は誰も盛り上がっていないという、何とも切ない状況といえる。
これにはSNS上でも「サクラが満開」「最前列の子たちがただただ愛おしい」「地下アイドルの最前管理もこんな感じ」「これだけ客入っててファン0人って事か」など様々なコメントが寄せられており、みな考えさせられている様子だ。
この投稿は、アニソン・ボカロをメインに活動する新しいスタイルのヴィジュアル系バンド、九州亜尔武威同鋼會(アニブイ)の夏彦さんによるもの。普段から精力的にライブ活動を行っているだけに、リアルなのではないだろうか。
合同ライブや対バンなど様々な客層が予想される音楽シーンにあって、ノッてない客前で演奏し続ける辛さが分かる、面白いイラストではないだろうか。