日本語教師のDōgen(@Dogen)さんが、38通りの「日本語における”NO”」の実例を演じ分けた動画を公開したところ、そのあまりの多さに日本国内外で話題となっている。その動画がこちら。
38 ways to say 'no' in japanese pic.twitter.com/QARvePG4Yg
— Dōgen (@Dogen) February 22, 2021
「いいえ」「やだ」「ダメですね」などのハッキリとしたものから「大丈夫です」といった一瞬肯定しているように聞こえるもの、「あかん」といった方言、「それはどうかな」「ちょっとね」「予算いくらでしたっけ」「スケジュールを確認してみますね」など曖昧にしつつはぐらかす言葉など、実に多種多様な断り方が存在していることが分かる。
これには動画を見た日本人も「めちゃめちゃ日本人のことわかってる」「岸辺露伴いる」「リアル過ぎて笑っちゃった」など納得しているようだ。
一方で海外の人々はあまりに多すぎるボキャブラリーに混乱してしまっている様子だ。
これほどバリエーションが多いと、場合によっては真逆の意味に捉えられてしまうかもしれないので、返事ひとつとっても意識的に言葉を選んだほうが良さそうだ。
同じ感覚を持つコミュニティーの仲間であればある程度通じるかもしれないが、あまり親しくない人やビジネスシーン、特に海外の人と会話する際は、自身の物の言い方を今一度考え直したほうが身のためかもしれない。