長きにわたりファンを魅了し続ける『名探偵コナン』において、黒の組織のボスや幹部の正体は常に最大の謎である。そんなコナンファンの長年の疑問を、斜め上から豪快にひっくり返した妄想漫画が、X(旧Twitter)上で大きな話題を呼んでいる。
投稿したユーザーのあガン(@nakseo123)さんが描いたのは、組織の冷酷な幹部であるジンとウォッカの正体が、なんと少年探偵団のメンバーである小嶋元太と円谷光彦だったという、あまりにも衝撃的で、そしてユーモラスな結末のワンシーンだ。その投稿漫画がこちら。
コナン pic.twitter.com/vQSCwSuTDL
— あガン (@nakseo123) October 22, 2025
漫画は、大ピンチに陥っているコナンくんの前で、元太と光彦がそれぞれジンとウォッカであるという、自身の正体を明かすというもの。
この妄想漫画の面白さは、「最も疑われない存在が、実は最も凶悪な存在だった」というコナン作品の根幹にあるサスペンス要素を、最も愛らしいキャラクターたちに適用した点にある。日常的な平和を象徴する少年探偵団のメンバーが、実はコナンを追い詰める黒の組織の中枢だったというギャップが、読者の想像力を刺激し、大きな衝撃を与えている。
SNS上では、「ちょっと納得してしまったじゃないか」「作者なら本当にやりそうなライン」「昔から言われてる噂の1つ」「じゃあ歩ちゃんはベルモット?」「通りで光彦ぎ灰原さんにゾッコンなわけだ」など、その斬新な発想と完成度に絶賛と興奮の声が多数寄せられている。長年コナンを見守ってきたファンにとって、この展開は、作品への愛とユーモアが詰まった、最高に面白い「究極のIFストーリー」として受け入れられているようだ。