いまとあるアニメキャラクターが、アメリカのコアなアニメファンの間で人気となっている。
そのキャラクターが北朝鮮が製作したアニメ『リスとハリネズミ』に登場する「キツネ将校(여우 장교)」だ。
何年か前の話題として、北朝鮮の子供向け反米アニメに出てくるキツネの米軍中尉(悪役)がアメリカの一部おたく層に突き刺さって萌キャラ扱いされていたという情報をキャッチした pic.twitter.com/qmrqSiPPtF
— A.M.サトウジョモフ(アゾツィアーレ) (@ArkadySatojomov) September 5, 2020
このキツネ将校、原作漫画ではオスの設定であるもののアニメ化にあたってメス化したようで、米軍をイメージしたと言われる悪役のオオカミ軍団の、部隊長であるオオカミの副官を務める女将校キャラクターとして、シーズン2から登場したようだ。
そのキツネ将校が可愛いと、北朝鮮の子供向け反米アニメであるにも関わらずケモナーなアメリカの一部オタク層にウケてしまったようなのだ。
実際、英語圏での愛称「Lt. Fox Vixen」で検索すると、様々なファンアートを目にすることができる。
北朝鮮としてはプロパガンダ的に放送していたアニメにも関わらず、米国をイメージして悪側に設定したキャラクターが当のアメリカ人に人気となるとは、思いもよらなかったのではないだろうか。