新型コロナウイルス感染への懸念から、なかなか従来どおりの営業再開に踏み切ることができない全国のライブハウス。
閉店を余儀なくされる箱も現れ存続の危機が叫ばれるなか、対策の一環としてステージと観客席の間をアクリル板で塞ぎ、飛沫をガードする方法が自治体や国のガイドラインに制定され始めている。
そんななか、そういった逆境を逆手にとって新しい演出方法を考案したライブハウスが話題となっている。
「ライブハウスのステージはアクリル板でガード」と言われたので、せっかくだから全力出してみた!
そしてこれが、本日ついに完成した巨大透過スクリーンです!これはカッコイイ!!拡散希望!!みんなで面白いことをしよう!! pic.twitter.com/eGQmfAgmcv— 足立 浩志 (Fireloop 代表) (@adatinc) June 5, 2020
大阪・寺田町駅徒歩1分のライブハウス・スタジオ「寺田町Fireloop」では、ステージと客席の間を塞ぐアクリル板をあえて巨大透過スクリーンとして起用。立体的なステージの演出を可能にしたのだ。
これには多くの音楽ファンも反応、「めっちゃかっこいい」「新たなステージングの表現」「ここでライブしたい」「いろんなインスピレーションが湧く」「ワクワクする」「ATフィールド」など様々なコメントで溢れ盛り上がりを見せている。
再びライブハウスへ行きたい、ライブをしたいと思わせる良い動機になっているようだ。
アフターコロナでは様々な新しい生活様式が強いられるなかで、このように知恵を絞って進化させより良くさせていく発想は、重要となっていくのではないだろうか。