アニメ化・実写映画化などと様々な形でメディアミックスも行われ大ヒットを記録した和月伸宏によるマンガ作品『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。
その主人公である緋村剣心(ひむらけんしん)がたずさえ、飛天御剣流を駆使していたのが「逆刃刀」である。
「逆刃刀」は通常の刀とは峰と刃が逆になっている架空の日本刀なのだが、さまざまなアニメ作品の武器を製作する『MAN AT ARMS(AWE me)』という鍛冶職人が「逆刃刀」を完全再現し、動画にまとめているのでご紹介したい。
「逆刃刀」は刃が内側にあるため、通常の刀と同じよう斬りつけると峰打ちになってしまう。そのため、物語中では“殺傷力を持たない刀”として、主人公・剣心の代名詞的な武器であった。
通常の日本刀を作る鍛冶製法では作ることが難しいため、全く異なる方法で作り上げたようだが、最後の試し切りでは見事な切れ味を見せている。
るろ剣ファンのなかには、現実世界で「逆刃刀」の再現が見られたとあって、ロマンを感じた人も多いのではないだろうか。