松本零士さん原作のSF漫画にして、日本アニメ史に名を刻む不朽の名作『銀河鉄道999』が、ついに実写化する。
なんと、BSスカパー!で生放送ドラマ『銀河鉄道 999 Galaxy Live Drama』として初めて実写化されるのだ。
メーテル役には栗山千明さん、鉄郎役は前田旺志郎さんといったほか豪華キャストを迎え、6月18日(月)20時から放送を予定している。また、劇中では実写とCGを融合しながら生放送ドラマという珍しい形式をとりながら挑戦的な試みをみせる。
『銀河鉄道999』は1977年から連載された松本零士さんによるSF漫画で、1978年にTVアニメ化、翌年にはアニメ映画化され、話題となった。『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』などとともに、1970年代後半から続いたアニメブームを牽引したSFアニメの金字塔である。
舞台は、裕福な人間は肉体を捨て機械化人となり、生身のままの人間が迫害されている西暦2xxx年の未来世界。
母を機械伯爵に殺された主人公の少年・星野鉄郎が、謎の美女・メーテルから銀河超特急999号のパスポートを渡され、復讐を胸に機械の体を求めて旅立つ姿を描いている。
主役の2人以外のキャストとして、クイーン・エメラルダス役を凰稀かなめ、機械伯爵役を染谷俊之、大山トチロー役を橋本じゅん、アンタレス役を宇梶剛士が務める予定だ。
なお、ドラマ放送後には、出演者によるアフタートークも生放送。こちらには、舞台『銀河鉄道999』 ~GALAXY OPERA~で主演・星野鉄郎役を務める中川晃教も出演する予定となっている。
往年の『銀河鉄道999』ファンならずとも、大注目の一作となっている。