トム・ソーヤーの冒険をアニメや本で知り、いつかミシシッピ川を冒険したいと思った人は少なくないはずだ。
現代において、実際にそのような冒険をガチでやった人物がいる。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校の教員でありアーティストのWes Modesさんは、ミシシッピ川とテネシー川を夏2回にかけて、ゴミや廃材で作った小屋付きボートで渡りきったのだ。
Wes Modesさんの目的は「アメリカの川沿いに住む人々の歴史」を知ること。
一連の壮大な川の航海を通して、現在の河川コミュニティが直面している問題、河川沿いに住んでいる人々の長い歴史、そして基本的な川の生態学を探求していったのだ。
さらに彼は新たに、2017年の夏、サクラメント川を渡る計画の資金を調達中だ。
このロマン溢れる旅で、川沿いに住む様々な地域の人々と出会ってきたWes Modesさん。サクラメント川でもきっと素敵な出会いが待っているに違いない。