いま、とあるイタリア料理店の店名が漫画好きの間で話題となっている。漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の「イタリア料理を食べに行こう」回のサブタイトルをそのまま店名にした府中のイタリア料理店だ。
ある漫画が好きすぎて一番好きな話のサブタイトルと同じ名前のお店建てた。#フォロワーの8割が体験したことなさそうなこと pic.twitter.com/yzEYwD57Ds
— イタリアワインのアライさん (@vinvino_arai) June 24, 2023
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するトニオ・トラサルディーが杜王町でオーナーシェフを務めるイタリア料理店「トラサルディー」。その回のサブタイトルが「イタリア料理を食べに行こう」だ。店主はジョジョを好きすぎるあまりに、そのまま店名にしたというのだ。
Corso “Trasaldi”
“あの”コースランチでもディナーでもご提供可能
¥6500(+TAX)
ミネラルウォーター1本サービスコース内容
・モッツァレラチーズとトマトのサラダ
・娼婦風スパゲティー
・仔羊のリンゴソースかけ
・プリンとカッフェ←To Be Continued pic.twitter.com/L3N3IQMALC
— イタリア料理を食べに行こう【公式】 (@Italiantabeiko) July 29, 2022
なお、店名だけに止まらず、Corso “Trasaldi”として漫画の本編でトニオ・トラサルディーが虹村億泰に振る舞った料理を再現したコース料理まで提供する筋金入りのオマージュ具合。ジョジョファンにとってはたまらない聖地のような場所である。
荒木飛呂彦先生があるイタリア料理店食事に来たときにたまたま働いていた若いファンがいて彼に夢を聞いたのだ。彼は恥ずかしそうに「店を持つこと」と話したのだけど荒木先生はまっすぐと顔を見つめて「この道は辛いでしょうが夢を叶えるまで頑張ってください」と声をかけたのだ。その彼が出したお店が pic.twitter.com/yjQWsKJ3S6
— イタリアワインのアライさん (@vinvino_arai) December 20, 2020
この店主によると、この店名になった由来はまさかの荒木飛呂彦先生ご本人との会話だったようで、ジョジョファンにとっても嬉しいエピソードなのではないだろうか。
SNS上でも「スタンド使いが集まりそう」「メニュー無さそう」「食べたらウンまああ〜いっって言っちゃいそう」「なんか健康になれそう」「こんなん食べながら大号泣しちゃう」「何と奇妙なんだ」などの声が多数寄せられているほか、「とても美味しかったからオススメ」「ここのランチめちゃくちゃ美味い」「普通にまた行きたい」など実際にお店へ足を運んだ人々の絶賛する声も多数寄せられている。
ジョジョファンにとってはもちろん、そうでなくとも府中界隈で美味しいイタリアンを食べたい人はぜひお店に行って、虹村億泰さながらのリアクションで食事を楽しんでみてはいかがだろうか。