公開中の映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』。
人気アニメの実写化とあって、押井守監督が脚本も手掛けたことで、原作ファンならずとも注目のプロジェクトである。
これまでの7章と、そして今回の長編で実際に使用された「レイバー指揮車」が、「ヤフオク!」に出品されていることをご存じだろうか。
開始価格はなんと950万円、いくらファンといえど簡単には購入できない値段となっている。そのため現在の入札件数はゼロ。
所有しているのは北海道の会社、有限会社グランディファーム。
同社によれば、
原型となる車両は1963年製イギリスのフェレット装甲車MARK1/2で、イギリス国内で軍用から払い下げられた車輛を、ご年配のミリタリーファンが民間登録し、倉庫内保管されていたものです。
エンジンは、ロールス・ロイスB60 6気筒ガソリンエンジンで、出力130hp。規則正しく動く非常に静かなエンジンです。
ミッションは、フルード・カップリングを介した5速マニュアルミッションです。
前進後退のトランスファーレバーは、別に存在します。駆動方式はAWDです。乗降口は上部のハッチのみです。
定員は2名で、運転席と銃座に上下に乗車していただく事になります。
とのこと。実際に乗れるか心配な方も、
カタログ上の最高速度は93km/hですが、実際に90km/程度で高速道路も走れます。
扱いは一般の乗用車と全く違いますが、車好きやミリタリー系の方であれば、1時間程度のレクチャーでお乗りいただけるものと思います。
終了時間は5月7日 11時29分のため、気になる方はぜひ落札してみてはいかがだろうか。
ヤフオクページ