3Dプリンタが様々なプロダクトのシーンにおいて、デザインの概念を一新し続けている。
デザインブランドのUnited Nudeは、なんと女性用ヒールで3Dプリンタを活用し、今までにない革新的なヒールを生み出すことに成功した。
このプロジェクトに参加しているのは建築家ベン・ファン・ベルケル、フェルナンド・ロメロとザハ・ハディドの3名に加え、デザイナーのマイケル・ヤングとロス・ラブグローブの総勢5名。いずれも劣らぬ超有名クリエイターたちばかりである。
ザハ・ハディドと言えば、建築界のノーベル賞『プリツカー賞』を受賞し、新国立競技場をデザイン予定の建築家としても日本では馴染みが深い。
なお、3DプリンタはsPro 60を使用しており、素材はハードナイロンとゴム素材となっている。
4月19日より開催される今年のミラノサローネ2015に出品予定であり、各ヒールとも50ペア限定で販売も予定しているようだ。
今後、このように3Dプリンタの技術を用いて、様々なクリエイターたちによる斬新なプロダクトが生み出されていくのではないだろうか。
特に身に着けるもの、ファッションの分野においては革新がもたらされ、現代の我々が想像だにしないファッションが近い将来スタンダートとなるかもしれない。
United Nude