ニューヨークの高速道路でスピードの出し過ぎにより停められた車には、ドライバーのJames Campbell以外にビックリするものが乗っていた。なんと、助手席には木で作ったダミー人形が座っていたのだ。
実はこの時、彼が走っていたのは「カープルレーン」で、搭乗人数をごまかすためにダミー人形を乗せていたのだ。彼曰く、新しく決まった仕事に遅刻したくなかったとのこと。スピードを守っていればバレずに済んだかもしれないが、後の祭りである。このあと当然のことながら、彼は2重の反則切符をきられることとなった。
この「カープルレーン」は、別名「HOVレーン」とも言われ、渋滞緩和のための施策のひとつで、搭乗している人数が規定以上の車だけが通行できる車線のこと。この車線のほうが、車両数が少ないため、一般の車線より早く走行することができるのだ。
そのため彼のように「カープルレーン」を使うためにダミー人形を作る人は少なくないという。NY Daily Newsには「HOVレーンのおもしろダミー人形」として、さまざまな素材で作られたダミー人形の写真が紹介されている。
人形を作る努力をほかに向けた方がよかった気もするが…。どの人形も試行錯誤した結果がみてとれておもしろい。
Man Tries Driving In Carpool Lane With Wooden Figure As Passenger
Man trying to be on time for new job busted for dressing up a wooden figure to use carpool lane