いま「地ならしが起きて大丈夫だった世界線」という、『進撃の巨人』ファンであれば思わずクスッとしてしまうネタ画像がSNS上で話題となっている。その投稿画像がこちら。
地ならしが起きて大丈夫だった世界線 pic.twitter.com/J5m2rVFSHl
— 👣👣🐾👣 (@k1sugae) November 3, 2023
『進撃の巨人』作中では、主人公であるエレン・イェーガーが国を囲む3つの壁をなしている「超大型巨人」を解き放ち、世界を踏み潰す「地鳴らし(じならし)」を発動。アルミン・アルレルトたちが巨人たちの進撃を止めようとするという緊迫したのクライマックスシーンとして描かれていた。
もちろん、巨人たちに踏みつぶされてしまえば人間など本来一瞬にして絶命してしまうのだが、なかには踏みつぶされてもぺしゃんこになるだけで、命に別条はない者もいるようだ。
それは2匹のドタバタ劇を描いたカートゥーン、ギャグアニメ『トムとジェリー』でおなじみ、ネコのトムとネズミのジェリーだ。
彼らは『トムとジェリー』作中で何度もぺしゃんこになるなど絶体絶命の危機に直面してきたが、その都度自身の体を膨らませて元の姿に戻るという離れ業をやってのけてきた。
彼らであれば例え地ならしにあっても、うまく切り抜けられるのではないだろうか。
このネタ画像を見たSNS上の人々も「この後膨らむまでが定期」「3秒で元通り」「笑ってしまう」「なんなら倒すまである」「トムジェリの耐久力は世界一」「このコンビには日常茶飯事」など様々なコメントを寄せており、世界観のギャップの凄さからさすがに笑ってしまったようだ。
どんなシリアスな展開もこの2匹が登場すればあっという間にギャグシーンになってしまうのは、1940年にアニメ化されて以降今なお絶大な人気を誇る本作が、それだけすでに完成された優れた表現だったことの裏返しなのではないだろうか。