文豪・谷崎潤一郎が暮らした京町家SUUMOで売り出し中!文学・物件マニアの間で衝撃

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いま、文学好きの間で話題騒然となっている物件があるのをご存じだろうか。文豪・谷崎潤一郎が生前暮らしていた京町家が、不動産・住宅サイト「SUUMO」で売り出されているのだ。

谷崎潤一郎といえば明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで活躍した世界的な文豪。『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』など、情痴や時代風俗などのテーマを扱う通俗性と、文体や形式における芸術性を高いレベルで融和させた純文学の秀作によって世評は高く、さらに国内外でその作品の芸術性が高い評価を得ており、ノーベル文学賞候補者にもなった人物だ。

文学好きの間では知られていることではあるが、実は谷崎は生涯40回以上もの転居を繰り返していた大の引っ越し魔。今回の家はそのうち1946年(昭和21年)5月から11月までの半年間だけ住んでいた家となるようだ。

場所は京都御所の北、賀茂川の西と、京都の名所に囲まれた場所にあり、谷崎はこの京町家の2階を間借りし家族らとともに暮らしていたそうだ。

大正11年の記録が残るこの家がいまも綺麗に維持されていることも驚きだが、そんな歴史的な建造物を購入できるのもまた驚きである。

地下鉄鞍馬口駅より徒歩9分、京都駅まで乗換えなしで行けるアクセスの良さも魅力的で、徒歩圏内に京都御所や賀茂川、相国寺などがあり、京都の歴史や文化を感じる暮らしができそうだ。

132.4m2(40.05坪)のこの京町家、8000万で住むことが叶うので、ぜひ京都での暮らしに憧れていた文学好き・物件マニアな方は購入を検討してみてほしい。

「鶴山町寺町通今出川上る2(鞍馬口駅) 8000万円」掲載ページ(SUUMO)
『谷崎潤一郎作品集・25作品⇒1冊』【さし絵113枚つき】 Kindle版(Amazon)




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