ドバイのエミレーツ航空のCMが、最後に衝撃的なオチが待ち受けていると動画を観た人々の間で話題となっている。
そのCM動画がこちら。
エミレーツ航空のキャビンアテンダント(客室乗務員)がイギリス-ドバイ便の拡充によるキャンペーンとしてドバイへの訪問を促すカードをめくり続ける。青空の下、一見普通に見える撮影風景なのだが、彼女が立っていた場所は…そう、ドバイにある、世界一高い超高層ビルとして知られる「ブルジュ・ハリファ」の尖塔の頂点なのだ。
こちらがメイキング映像。
映像はワンカット撮影で合成やCGなどではなく、彼女が実際にブルジュ・ハリファの最高部である地上828メートルの頂点部分に立っていることが分かるはずだ。
この尖塔部分は、円状になった1.2メートル幅のスペースがあるのみ。ここに立つにはとんでもない勇気が必要なのは間違いないが、実はこのキャビンアテンダント、只者ではないようだ。
安全性の確保の観点から、プロのスカイダイビング・インストラクター・ライセンスを持つNicole Smith-Ludvikさんが選ばれたのだ。
なお、ブルジュ・ハリファは159階までは入場可能なようだが、そこからは梯子をなどを使って1時間以上かけて最高部に到達。撮影にあたっては背中をポールで支え、制服の下にハーネスをつけて固定したとのこと。
見ているだけでもタマヒュンな映像だけに、撮影スタッフ一同、とんでもなく怖かったのではないだろうか。何れにしてもインパクト絶大なCMになったことは間違いなさそうだ。