1987年にイギリス人イラストレーター、マーティン・ハンドフォードによってイギリスで出版された絵本で、日本でも一大ブームとなった『ウォーリーをさがせ!』。
今年は誕生30周年記念で「ウォーリーをさがせ!展」も開催され、改めて人気を博している。
『ウォーリーをさがせ!』といえば、絵本の見開きページのなかから、どこかに潜んでいるウォーリーを見つけ出すのが醍醐味だが、その見つけ出す行為を自動でやってくれるという、とてつもなくニッチなロボットが爆誕した。
そのロボットの名は「Waldo(ウォーリー)」。
ウォーリーを判別するうえで象徴的である、赤いシマ模様の服を着た人物の位置を導き出すことに特化して開発されたロボットで、ウォーリーの画像を一度確認すると最速4.5秒で場所を特定するのだ。
正直、技術的には現段階で大変ニッチだが、もしかすると将来は大人数がいるイベント会場等で瞬時に追っている犯罪者を発見するなど、ウォーリー以上に探さなければならない人物の特定に応用されるかもしれない。