いまや世間に幅広く定着し、市民権を得ているかのような感覚もある、アニメオタク。
アニメオタク文化の基礎を築いた第一世代ともなると、1960年~70年代初頭でアニメに熱中していた世代までさかのぼる。
そのオタク第一世代がいつのまにか年をとり、いまや老人となってしまった事実をはっきり認識させる、ある商品の画像が話題だ。
第一次オタク世代が老人時代になったことを証明する画像。 pic.twitter.com/z7I8OB6ptS
— 雷門獅篭▼CHICAGO (@chicago0812) 2018年7月16日
なんと『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』、『鉄人28号』をイメージした老人用の杖が販売されているのだ。
ターゲットとなるのはオタク第一世代、つまりいま60~70代の男性となる。まさに団塊世代の後期からしらけ世代と言える。
アニメが好きな方にとっては、アニメ自体は時代を超えて愛されているため時の経過に気づき難いのかもしれないが、こうやってターゲット商品に変化が訪れると、自分が年を取っているという事実を実感できるのではないだろうか。
なお、この杖は幸和製作所がバンダイと協業し、昭和を代表するロボットアニメ『鉄人28号』『マジンガーZ』『ゲッターロボ』とコラボレーションしたもので、商品名は「テイコブコラボステッキ」。各ロボットのイメージカラーを採用し、本体はアルミニウム合金、持ち手は天然木を使用している。価格は各モデルとも消費税抜きで9800円となっている。