『エヴァンゲリオン』にまたひとつ新たな神話が誕生した。メカデザイナーをつとめた山下いくとさんによる小説『エヴァンゲリオンANIMA』の単行本化が決定したのだ。
関係各位のご尽力で小説エヴァANIMA、本になって出るっぽい感じです。いいのかな
一巻表紙は初号機ですが、実はANIMAにはまともな初号機は一回も出ません(なので表紙には商売上目印として一回描いとけというお達し)
この最終号機は全5巻の四巻目終わりくらいにもったいつけて出てきます pic.twitter.com/DOygtVif3y— 山下いくと (@ikuto_yamashita) 2017年10月5日
ストーリーはなんと、TVアニメ第24話にあたる「最後のシ者」から分岐した、その3年後を舞台にしたifストーリーとなっている。「もしも人類補完計画が発動しなかったら?」という前提のもと、主人公の碇シンジは17歳になっており、彼らの新たな未来を描いた作品と鳴っている。
人類補完計画が発動しない、17歳になったシンジ君、などエヴァファンであれば気になるワード満載の本作は11月30日(木)に1、2巻が同時発売。価格は各1,400円(税別)となっている。
もともと小説『エヴァンゲリオンANIMA』は、2007年から2013年にかけて雑誌『電撃ホビーマガジン』にて連載されていた。
碇シンジ、綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレーたちが成長した姿や、進化した初号機「スーパーエヴァンゲリオン」の存在など、本編とは全く異なった展開が楽しめる。連載開始10周年となる今年に、全5巻での単行本化が決定。また、それぞれ8Pのカラー口絵も掲載されるようなので、ファンならずとも要注目なのではないだろうか。