とあるTwitterユーザーが中国の民族衣装である「漢服」が可愛いと絶賛する投稿をしたところ、多くの人が賛同する事態となっている。
民族衣装とえばチャイナドレスだけど漢服もものすごく可愛くない??? pic.twitter.com/zzpgvu5fPJ
— さくらんぼ (@Printemps_Ank) 2017年7月5日
また同時に、この漢服を来た美少女が可愛いと話題となっている。
漢服は漢民族の伝統的な民族服のことで、主に17世紀中葉以前の漢民族の『周礼』と民族文化を基礎に形成された民族の特徴を持った礼典服を指す。
中国の民族衣装といえばチャイナドレスをイメージする人が多いかと思うが、そもそもチャイナドレスは和製英語で、英語ではMandarin dress(マンダリンドレス)、もしくは cheongsamというようだ。中国語では一般的にチャイナドレスに該当する衣服を「旗袍」と表記し、清代に支配者であった満州民族の衣装だったようだ。
1930年代に入り、上海にモダンブームが起き腕や脚部を露出する行為が旧社会からの解放として提唱されたため、この時期に登場した新式旗袍がチャイナドレスとなったようだ。
中国は多民族国家なため、まだまだ伝統衣装にもバリエーションがあり、掘り起こすと楽しいのかもしれない。