韓国の国立大学であるKAISTに拠点を置くMy Design Labが、近未来のファッションシーンを予見するような、ユニークなプロジェクト「Mirror Mirror」を発表し、注目を集めている。
「Mirror Mirror」は、無地のTシャツを着て鏡の前に立つと、プロジェクターから映像がリアルタイムで自分の服に投射されるシステムになっている。
そのため、鏡を見ながら指定のマーカーを用いて色を塗ったりオブジェクトを配置することで、その場で自由にTシャツの柄をデザイン出来るのだ。
背景もオフィスやビーチなどシーンを選ぶことが出来るため、自分のデザインしたTシャツが着ようと思っているシーンの雰囲気に合っているかどうか、確認することも可能。
さらには、完成したデザインをその場でプリントすることもでき、すぐさま世界にひとつだけしかないTシャツをゲット出来るのだ。
Tシャツをデザインすることは今でも様々な手段で可能だが、本当に自分に似合っているものなのか、その場で確認しながら仕上げていくことは困難だ。この手法であればARの技術を用いて、感覚的に完成させることが出来そうだ。
そのため、誰でも気軽にTシャツデザインを楽しむことが出来るようになるのではないだろうか。