いま、バンダイ本社ビルに映画『シン・ウルトラマン』の宣伝として描かれたウルトラマンが、ある仕掛けが施されており天才的な発想だと特撮ファンの間で話題となっている。
バンダイ本社のシン・ウルトラマン、
手前の信号機がカラータイマーに見える。 pic.twitter.com/KE3CZV6wkM— すえきち (@suekichiii) May 8, 2022
その仕掛けとは、少し離れたある角度からウルトラマンを見ると、手前の信号機がカラータイマーに見えるというものだ。
『新世紀エヴァンゲリオン』『シン・ゴジラ』でも知られる庵野秀明さんが企画・脚本を担当した『シン・ウルトラマン』(樋口真嗣監督)は、1966年の放送開始以来親しまれている国民的な特撮ヒーロー「ウルトラマン」を映画化。
謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」が現れ危機に直面した現代の日本を舞台に、未知の存在であるウルトラマンが出現した世界を描いているとあって、特撮ファンならずとも大注目の一作となっている。
その公開を記念した今回の仕掛けに、SNS上では「発想が天才的」「狙っているとしか思えない」「深夜帯によく見る赤の点滅信号になったら完璧」「絶妙なポジションにある信号機」など、早くも大盛り上がりを見せている様子だ。
本当に狙ってこの大きさ、角度にウルトラマンを描いたかは不明だが、想像力を掻き立ててくれるこの宣伝は、いずれにしても大当たりだったのではないだろうか。