いま、大型トラックのとある設備が秘密基地のようでワクワクすると、SNS上で話題となっている。その設備とは、トラックの天井にある寝台だ。
トラックドライバーの寝台
トラックの天井にある寝台
こだわる人は、内部を家みたいに快適にしてる
オーディオの充実、電気ポットでラーメンを作ったりコーヒーを淹れたり、お風呂セットを常備したりしている。 pic.twitter.com/YXeORyoxCv— ぞうむしプロ(元トラックドライバー/漫画家) (@zoumushi6) October 14, 2021
大型トラックには、運転席がある「キャブ」(もしくはキャビン)と呼ばれる部分の上についている「ルーフ」という設備がある。運転席の上にあるカーブ上の白い設備がそれだ。事情を知らないと空気抵抗を減らすためのもの、なんて勝手に思いがちなのだが、実はここは横になるための休息スペースだったのだ。
日野自動車は『スーパーハイルーフ』、いすゞ自動車は「マキシルーフ」、三菱ふそうトラック・バスは「スーパーマルチルーフ」名称など、名称は様々となっているが、このオプション設備では空調や電灯、電源などを備え寝室としては申し分ない造りとなっている。
動画で見るとこのような感じになっている。
これにはトラックに馴染みのない人々から「秘密基地みたいで憧れる」「巣を作るの楽しそう」「第二の家みたいなものだろうし」など驚きと共に様々なコメントが寄せられている。
なお座席の後ろに仮眠が取れるベッドスペースのあるタイプの車種もあるようで、グレードによって様々な仕様があるようだ。
街中や高速道路のパーキングエリアで見かけるトラック運転手は、運転席で座席のリクライニングを倒して寝ていると思いがちだが、もしかしたら意外な場所で快適に睡眠を取っているのかもしれない。