パレスチナのガザ地区を拠点に活動する写真家Emad Nassarさんの写真が強く胸を打つと話題だ。
現在のガザ地区は、イスラエルとの大規模な武力衝突(ガザ侵攻)により、“天井のない監獄”と言われるほど連日空爆の被害にあっている紛争地域である。
そういった状況の中、Emad Nassarさんは日々の生活を営む普通の人々を写真に収め、インスタグラムに掲載し続けている。
なかでも子供たちの写真が多く、瓦礫のなかで笑顔で遊ぶ子供たちの姿は置かれた環境との間にギャップがありすぎて、見ているだけでも胸が痛くなるものばかりだ。
子供は生まれてくる場所や境遇を選ぶことは出来ない。
それでも日々をたくましく生きていこうとする姿勢が写真に写し出されている。
こうした子供たちの笑顔とは裏腹に、日々空爆が続くガザ地区では、毎日誰かの身に悲劇が起こっているのが実情だ。
現在、世界各国の情勢は不安定で、そういったなか大人のエゴや都合に子供が振り回され、未来を奪われているということを、今一度考えなければならないのではないだろうか。
Emad Nassarさんのインスタグラムには日々様々な写真が掲載されているので、気になる方はぜひチェックしてほしい。