ウルトラマンの怪獣みたい!セルクナム族の精霊の切手がチリで発行

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昨年チリで発行された切手に描かれた精霊が、その姿の奇妙さにネット上でざわつく事態がおきている。

この精霊はセルクナム族の祭典「ハイン」に登場する精霊たち。
独創的な姿はまるでウルトラマンの怪獣のようだ。
そのため「右上の数値が戦闘能力的な数値にしか見えない」など、様々な妄想が掻き立てられる事態に。

セルクナム族は、アルゼンチン南部のパタゴニア地域において居住していた、実在した民族である。
南米最後の先住民族の一つで、チョン小語族に属するセルクナム語を使用したと言われている。19世紀末にチリ・アルゼンチン両国政府がティエラ・デル・フエゴ州の探索と領有を進めた結果、絶滅に追い込まれた民族なのである。

今でもその奇妙な出で立ちは、アニメのキャタクターデザインやアートなど、様々なシーンで影響を与えているようだ。
それにしてもこの切手、セルクナム族を知らずに送られてきたら、ちょっとトラウマになりそうだ。

ハイン 地の果ての祭典: 南米フエゴ諸島先住民セルクナムの生と死




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