米ペンシルベニア州の中学生スヴィア・マーチャンダニ君(14)が、文書を印刷する際に使用するフォントを変えるだけで、ごみの削減とコスト節約を同時に実現可能、という画期的な研究結果を発表した。
スヴィア君は、教師が配るプリントのサンプルを集め、最も頻繁に使用される5文字に着目。各文字は4つのフォントで使われており、各頻度と使用されるインク量を調べた。
その結果、ガラモンフォントを使用することにより、学区全体のインクの消費量が24%削減、年間2万1000ドルものインク代が節約できることが分かったとのことだ。
またスヴィア君は、仮に連邦政府がガラモンフォントを使用すれば、それだけで年間1億3600万ドルの節約になり、また州政府も追随すれば、さらに2億3400万ドルを節約できると発表しているようだ。
恐るべし14歳。発想次第で、1市民が改革を提言することも可能であることを、証明してくれたのではないだろうか。
引用:CNN