ドイツのカールスーエを拠点に活動するフェミニストアーティストのElonëさんは、生理用品を用いたアートパフォーマンスで、世界中で注目を集めている。
元々はとあるTwitterユーザーの投稿から始まった本企画。
imagine if men were as disgusted with rape as they are with periods
— #StayStrongLeah (@cutequeer96) 2014, 9月 29
上記の投稿に触発されたElonëさんは、3月8日の国際女性デーに合わせて女性の人権問題を訴えるため、このつぶやきを中心に様々なメッセージを生理用ナプキンに載せ、街中に貼り出すことを考え付いたのだ。
彼女が伝えたいメッセージは「レイプのない世界」。街のいたるところに、強いメッセージが書かれた生理用ナプキンが貼り付けられた。
彼女に賛同する人々も多く、自身の街でもこのパフォーマンスを行いたいと表明する人物が多数現れている状況だ。
もちろん、公共の場に生理用品を貼り出すことに、不快感を表す人も多くいたのだが、Elonëさんとしてはそうやって炎上することすら、この問題について人々が考える良いきっかけになるとして、手応えを感じている状況だ。
日本以上に深刻な問題として抱えている国も多いなか、Elonëさんのように敢えて挑発的なパフォーマンスを行うことで、ひとつのムーブメントを生み出すことは、とても大切なアート活動なのかもしれない。
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