もし、音楽ファイルでないものを、無理やり音楽データとして再生させてみたら、どのような音が出てくるのか…。その妄想を実現させている人々がいる。
windows の主要ファイルを wav として直接再生し鑑賞するジャンルがあると知る。どの exe の何分何秒あたりが素敵だとか議論しててついていけないと思った。
でも shell32.dll の 8:12 からの展開は結構好き。https://t.co/TfeAjPsotN
— yosshin (@yosshin4004) 2015, 3月 8
この投稿で紹介されているように、現在、YouTubeには多数の音声動画が投稿されている。
■RTHDCPL.EXE Interpreted as audio data (PCM interpretation audacity)
■itunes.exe in ya itunes playlist
■MS Paint Interpereted as audio data
何とも言えず美しい旋律の、ノイズミュージックとなっている。
曲だけ聴いていると、まるで池田亮司や、
Alva Noto、
Ovalといった音響系ミュージシャンの楽曲のようで、彼らの曲だと言われても納得してしまいそうだ。
確かにOvalはCDの音飛びをサンプリングしていたので、似た手法と言って過言ではない。
異なる点として、音楽データである前に、何らかの作業を行うファイルとして完結していることが挙げられる。このように、今後は使いやすく曲としても美しいファイル、という新たなファイルの価値基準が生まれるのかもしれない。