リアリティ番組『My Strange Addiction』に出演したマドンナ中毒の男性が話題になっている。誰にでも憧れのスターはいる。彼らに近づきたくてメイクやファッションをマネする人も少なくないだろう。しかしこの男の場合は度が過ぎていた。
ロサンジェルス出身のAdam Guerra(以下、アダム)は、15歳でマドンナを好きになってから、より完璧なマドンナを目指して、総額17万5,000ドル(=日本円にして約2,000万)もの大金をつぎ込み、18回もの整形手術を繰り返したという。
こちらが出演番組の映像。
番組には、彼の母であるアネットも登場し「マドンナに憧れているのはかわかるが“息子”のアダムに戻ってほしい」と胸の内を語った。また恋人のマイケルも「56歳の年老いた女性ではなく、男性のアダムとデートがしたい」と本当の気持ちをぶつけた。
一時は、19回目の整形としてお尻の手術を考えていると話していたアダム。しかし最終的には、自らウィッグを外して涙ながらに「アダムに戻りたい」とこぼした。アダムの場合は、恋人からの最後通告とも言える話を聞いたことがきっかけで、マドンナ中毒から卒業することを決意できたようだ。
アダムのように、他人の姿でいすぎると本当の自分を見失ってしまうのかもしれない…。その後、彼はマドンナの衣装をすべて売り、恋人のマイケルと同棲を始めたそうだ。本当の自分を取り戻し、幸せに暮らしていることを祈りたい。