米国在住のクリエイターIngrid Burringtonさんは「Seeing Networks」というプロジェクトの一環で、『Networks of New York』という書籍を完成させた。この書籍は、ニューヨーク市にある様々なインフラ設備へ焦点を当て、その設備がどういったものか解説するガイド本となっている。
例えばマンホール。
「Level 3 Communications」や「Time Warner Cable」といった、企業ごとのマンホールが複数あるなか、それぞれ企業の成り立ちやマンホールの詳細説明を記している。
ほかにも、街中に張り巡らせれているアンテナ線やカメラ、壁や道路に記されているマークについて、事細かく解説しているため、普段見慣れていた景色が一気に宝探しのようなワクワクする景色に変わる。
この本を持ち歩いてニューヨーク市内を散策すれば、在住歴が長い人であってもまた新たな発見が出来そうだ。日本の各都市でも似たようなガイド本が完成したら、街歩きが楽しくなると感じる人は多いのではないだろうか。
Seeing Networks