人前でオナラをするのは、恥ずかしく勇気がいるものだ。特に自身のオナラが臭かった場合、しばらくはその臭さがあたりに立ち込めるため、恥ずかしさがずっと続いてしまう。
それに憂いた一人の偉大な発明家が、オナラを劇的に変化させる薬を開発した。
フランス人のクリスティアン・ポインチェヴァルさんは、友人たちとディナーを取っていた際、自分たちのオナラの臭さに嫌気がさし、いっそ良い香りしてしまおうと薬を作ることを考えたそうだ。
木炭やフェンネル、海藻、プロポリス、ブルーベリーといった自然由来の材料を用い、バニラやスミレの香りに変える薬を2006年に完成させた。そして2014年末、ついにチョコレートの香りに変える薬を完成させたとのこと。
これでどれだけ放屁してもあたりには甘い香りが立ち込め、嫌な思いをされないで済むだろう。オナラが恥ずかしい時代の終焉である。
1瓶9.99ユーロらしいので、勇気がある人は自己責任で購入してみてはいかがだろうか。