いま、英語で使われるある単語の由来が衝撃的だと、SNS上で話題となっている。それが「Yoko」という、オタサーの姫やサークルクラッシャーを指す言葉だ。
オタサーの姫とかサークルクラッシャーの事を英語で"Yoko"っていうらしい。
— たねK (@seasideline) July 1, 2023
オタクサークルに属する男性から特別扱いを受ける紅一点の女性を意味する「オタサーの姫」。そして、サークルや同好会、部活動などのグループにおいて、内部の人間関係を崩壊させる(クラッシュさせる)メンバーのことを指す俗語「サークルクラッシャー」。
ともに、たとえ本人が意図していなくとも複数の男性との色恋沙汰や裏切り行為が起きてしまい、グループ内の人間関係を崩壊させてしまうという危険な女性像を思い描く人が多いのではないだろうか。
そういった人物を指す言葉が「Yoko」というのである。この「Yoko」がオノ・ヨーコさんからきていることにピンとくる人も多いはず。オノ・ヨーコさんはジョン・レノンさんとの結婚を通して「ビートルズを解散させた女」として非難された謂れをもっている。
そのため「Yoko」または「Yoko Ono」と言う彼女の名前が名詞・動詞として「男性バンドの結束を乱す女性」などとして流布するようになり、今ではアニメ・オタクカルチャーとミックスしてオタサーの姫やサークルクラッシャーを指す言葉として定着してしまったようだ。
それと同僚のアメリカ人に「日本ではサークルクラッシャーっていう言葉があるんだけど、そっちだとそういう存在をなんて言うの?」と聞いたら「Yoko」と返ってきてショックを受けた。
— Superfriends パラシオ (@superfriends2) February 1, 2017
もし海外で英語圏の人から「Yoko」と呼ばれてしまったら、自分の名前でなかった場合完全に違う意味で呼ばれていることになるので、十分立ち振る舞いに注意したほうが良さそうだ。