レディオヘッド(Radiohead)が1997年に発売し彼らの世界的な出世作となったアルバム『OK Computer』を、任天堂が1996年に発売した家庭用ゲーム機NINTENDO64のサウンドのみで再構築するというクレイジーな試みをしたアルバム『OK Nintendo 64』が、音楽ファン、ゲームファンの間で話題となっている。
そのYouTube動画がこちら。
■OK Nintendo 64 (Radiohead – OK Computer / N64 Soundfonts)
レディオヘッドの名盤『OK Computer』を、『スーパーマリオ64』や『バンジョーとカズーイの大冒険』『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『スターフォックス64』といった数々のNINTENDO64用ゲームのサウンドを駆使して再構築。驚異のクオリティで完全再現したアルバムが出来上がったようだ。
曲のリストはこちら。
00:00 – Airbag [Super Mario 64]
04:24 – Paranoid Android [Mario Kart 64]
10:55 – Subterranean Homesick Alien [Super Mario 64]
15:16 – Exit Music (For a Film) [Banjo Kazooie]
19:40 – Let Down [The Legend of Zelda: Ocarina of Time]
24:30 – Karma Police [Star Fox 64]
28:55 – Fitter Happier [Super Mario 64]
30:56 – Electioneering [The Legend of Zelda: Majora’s Mask]
34:44 – Climbing Up the Walls [Goldeneye 007]
39:26 – No Surprises [Banjo Tooie]
43:16 – Lucky [Yoshi’s Story]
47:35 – The Tourist [Kirby 64: The Crystal Shards]
手がけたのはon4wordという人物で、過去にもレディオヘッドのアルバム『In Rainbows』を、同じようにNINTENDO64のサウンドを使って再構築した『In Rainbow Roads』も完成させているようだ。
なお、本家『OK Computer』の楽曲たちはこちら。
このアルバム『OK Nintendo 64』はYouTubeで無料配信されているほか、Bandcampではリスナーが価格を自由に決定できる方式でもリリース。
SNS上では「スーパーの食品売場のBGMみたい」「元がいいものはどうアレンジしても味がでる」など様々なコメントも寄せられており、このシュールな組み合わせに衝撃を受けた様子だ。気に入った方はぜひ楽曲を購入してみてはいかがだろうか。