「70~80年代生まれはブラック企業の精神を聖闘士星矢で教わった」投稿に共感集まる

中2イズムをフォローする

現在、ある漫画についての投稿が、30~40代の男性を中心に話題となっている。それは「70~80年代生まれは幼き頃よりブラック企業の精神を聖闘士星矢で教わった」のではないか、というものだ。

週刊少年ジャンプ誌で連載され、アニメ化もし1980年代に一大ブームとなった車田正美による漫画『聖闘士星矢』。特に星座をイメージした「聖衣(クロス)」と呼ばれる鎧や、ギリシア神話をモチーフにした物語が当時の読者の心を鷲掴みにし、登場する様々な聖闘士たちのキャラクターも大人気となったのを覚えている人は多いはずだ。

問題はその物語にある。女神アテナが人間である城戸沙織の身体を借りて地上に降臨し、作中ではそのアテナに使える聖闘士たちが総力をあげて臨む戦いが描かれているのだが、聖闘士たちは体内に存在する宇宙的エネルギー「小宇宙(コスモ)」を燃焼させて文字通り命をかけた戦いを繰り広げていく。

その様が、社会に照らし合わせてみると完全にブラック企業そのものだというのだ。
この考えにはSNS上でも「声出して笑った」「生命ある限り働けと」「命を燃やせ」「今見たらなかなかに酷」「中々に鬼畜」など様々なコメントが寄せられているほか「この世代は皆この精神を叩き込まれています」「昭和世代の漫画は根性とかハングリーとかで乗り切れて的なのが多かった」など一定の年齢層であれば無条件で受け入れていたというコメントも寄せられている状況だ。

https://youtu.be/RdIvqOg78fE

たしかに昭和世代からすると違和感のない発言ややり取りに見えるのかもしれないが、令和となったいま改めて読み直すと、アテナの存在がブラック企業と重なって見えるのも無理もないかもしれない。その世代の漫画やアニメではあるあるな描写かもしれないので、気になった作品があれば今一度観直してみてはいかがだろうか。




中2イズムをフォローする

こちらもオススメ