とあるTwitterユーザーが投稿した漫画『カイジを知らなかった女の子』が、多くのフォロワーから「その発想はなかった」「秀逸だ」と好評だ。
投稿漫画はこちら。
カイジを知らなかった女の子 pic.twitter.com/M2DxqEYxax
— セレモニゐ (@Ce_Lemony) August 1, 2021
漫画研究部に「めちゃ面白い漫画を見つけた」と報告にやってくる後輩の女の子。その漫画とは福本伸行による『賭博黙示録カイジ』。主人公の伊藤開司が様々なギャンブルに挑んでいく言わずと知れた青年漫画の金字塔なのだが、後輩の着眼点は少し異なっていたようだ。
カイジを読まずに、先に『1日外出録ハンチョウ』や『中間管理録トネガワ』『上京生活録イチジョウ』といったスピンオフ作品を読み込んでしまったせいで、カイジ本体が作品の枠を越えてクロスオーバーするアツい展開になっていると思い込んでいるのだ。まるで福本作品のスマブラのように。
全てを把握している読者であれば違和感を感じるものの、たしかに読み進める順を変えてしまったらそのように勘違いしてしまうのも無理ないかもしれない。
フォロワーからも「そういう楽しみ方もあるのか」「笑うしかない」「そういう層が一定数いても不思議じゃない」「カイジの事めちゃくちゃ嫌いになりそうな順番」「スマブラの例えが秀逸」など様々な反応を示したコメントが寄せられている。
ほかにもスピンオフが生まれるほどの人気作品であれば、連載年月やメディアミックスの広がりなどを経て、最初に出会う作品がスピンオフという人も多いのではないだろうか。
そういった人でも楽しめる作品は、真にコンテンツパワーがあると言っても過言ではないのかもしれない。