家族実録マンガ『プリンセスお母さん』などで知られるギャグ漫画家の並庭マチコ(@manga_m)さんがTwitterに掲載したエッセイ漫画『若い才能への反応』が、多くのフォロワーから共感を得ている状況だ。
その投稿漫画がこちら。
昔はあんなに悔しかったのに… pic.twitter.com/kRKSw4kYzz
— 並庭マチコ＠プリンセスお母さん3巻👸発売中 (@manga_m) July 30, 2021
10代や20代の頃の自分は、同じ年齢や年下で活躍する漫画家を見つけるとその度に焦っていた…にも関わらず、30代に入ってからは自分が成長していなくても謎の余裕が出がちになってしまったというのだ。それは天才の多さに慣れてしまったから…。
なんとも切ない理由だが、精神的に余裕を持って活動を続けていられるということ自体が成長の証であり、ほかの人から見たら羨む才能があるからこそ今も続けていられるのかもしれない。
これにはフォロワーからも「めっちゃ共感できる」「30代が楽しんでる感がずるい」「いつしか達観する」「もう若い人の活躍はただ嬉しいだけ」など漫画家でなくとも様々な分野で共通する話だと、共感するコメントが多数寄せられている。
一方で「あまりにも差がありすぎると嫉妬とかなくなる」「人は自分より少し優秀までしか嫉妬することができない」など嫉妬心の本質をズバリとコメントする人もおり、議論は深まっている様子だ。
もしかしたら歳を重ねることで自分の立ち位置をより正確に理解できるようになり、無駄な嫉妬をしなくなっていくのかもしれない。そういった状況を受け入れていくと、打ち込んでいた好きな分野のことを違ったスタンスで、より楽しめるようになっていくのかもしれない。
或いは自分の強みを正確に理解し、その分野で戦う術を身に着けていけるのかもしれない。
