宮崎駿監督によるアニメ映画『となりのトトロ』に登場するネコバスのゾートロープが可愛すぎると、いま海外のジブリファンの間で話題となっている。
その動画がこちら。
Finished another zoetrope. This time I wanted to make a tribute to one of the greatest animators, Hayao Miyazaki. #StudioGhibli #totoro #catbus #stopmotionanimation #vfx pic.twitter.com/viMGhFVsEZ
— marvelous media engine (@EngineMarvelous) May 19, 2021
ゾートロープとは、静止画を素早く入れ替えることであたかも動いているかのように見せる回転のぞき絵のこと。1834年にウィリアム・ジョージ・ホーナーが発明し、視覚効果を利用したアニメーションの原型とも言われている。
実際、三鷹の森ジブリ美術館にもゾートロープは展示されているのだが、この動画のゾートロープではトトロの取っ手のついた蓋を開け、高速で回転するネコバスの姿を眺めることができる。
しばらくするとネコバスの残像により、まるで草原を走っているかのように錯覚してしまうから神秘的だ。さらには明かりを暗くすると、星空の下で夜を駆け抜けていくネコバスの姿が浮かび上がる。ジブリファンにはたまらない作品なのではないだろうか。
眺めているだけで癒やされる、商品化されたら自分も欲しい、なんて人は多そうだ。
なお、このゾートロープを作ったのは海外クリエイターのmarvelous media engine(@EngineMarvelous)さん。
Coolest birthday cake ever. #cake #cakeart #foodart #sonic #SegaGenesis #vfx #Animation pic.twitter.com/qngMLzNcRT
— marvelous media engine (@EngineMarvelous) May 11, 2021
ほかにも『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のゾートロープなど、これまで制作したことがあるようだ。もっといろんな作品を見てみたい人はぜひTwitterアカウントをフォローしてみてほしい。