サンフランシスコ生まれの中国人で、1970年代に日本中の男子を熱狂させた伝説的アクション俳優、ブルース・リー。1973年7月20日に32歳の若さでその生涯を終えたが、マーシャルアーティストとして武道にも精通しており、截拳道(ジークンドー)を創始したことでも知られている。
その彼が実は、絵の才能も素晴らしかったことがいまSNSで話題となっている。
ブルース・リーって絵も上手いなんて。 pic.twitter.com/7zqGOmBvZ5
— 藤原カクセイ (@KAKUSEI_KAKUSEI) May 9, 2021
格闘中の人々の絵を漫画のような躍動感のあるタッチで、見事なデッサンとして仕上げていることが伺える。
これには往年のファンも「人体の事を知っているからこそ」「ちゃんと対角線を意識して描いてる」「本当にステキ」など絶賛するコメントを多数寄せている。
なお、『燃えよドラゴン』では主演に加え武術監督も担当しており、その際に彼がアクションシーンを描いた絵コンテも存在しているようだ。また、『TAO OF JEET KUNE DO(秘伝截拳道への道)』や『CHINESE GUNG FU(基本中国拳法)』といった彼の書籍にも多数の絵が描かれていることから往年のコアなファンからすると有名な一芸のようだ。
『ドラゴン危機一発』、『ドラゴン怒りの鉄拳』、『最後のブルース・リー ドラゴンへの道』、『燃えよドラゴン』、さらには死後5年後に公開された『ブルース・リー 死亡遊戯』と生前の主演作は決して多くないブルース・リー。ファンからすればこのように様々な角度から彼の才能を垣間見れるアイテムが存在することは、喜び以外のなにものでもないだろう。