ドイツのハンブルグ、ウェアハウスディストリクトにある、世界最小のミニチュア空港がすごい。
まずはYouTubeに掲載されているその動画をご覧いただきたい。
実はこれ、よく見れば分かるが全てジオラマなのだ。50万時間と約5億円もの資金を投入して制作されたこのジオラマを見学したくて、年間100万人もの観光客が訪れるそうだ。
さらに衝撃的なメイキング映像もあるので、ぜひ見ていただきたい。150平方メートルの空港内に40台もの飛行機の模型が設置されており、細やかさとダイナミックさを兼ね備えた圧巻の出来栄えではないだろうか。
このジオラマがあるのはウェアハウスディストリクトにある「ミニチュアワンダーランド」という施設。
8つのセクションを総距離13キロにもなる鉄道でつないでいる世界最大の鉄道模型のミュージアムだ。
毎日900台もの列車が数百キロを走り抜けて行き、1番長い列車の模型は、全長14.51メートルもある。
1日を15分間隔で表現し、施設内では朝の情景から夜景までを楽しむことができる。
また、200個以上ものボタンを押してイベントを発生させることもできる。
なお、大人の入場料は12ユーロ(約1250円)。ジオラマファンにとっては、是非とも訪れてみたい聖地と言えるだろう。