アニメ制作会社スタジオジブリが8作品、合計400枚分におよぶ作中カット画像の無料提供を開始し、ジブリファンの間で盛り上がりをみせている。
そんななか、とあるTwitterユーザーが映画『千と千尋の神隠し』の提供画像を閲覧していたところ作画ミスが起きていることに気づき、その画像を投稿したところ、多くのファンの間で話題となっている。
このカット、草のセルの線多くて大変そうだなと思って見てたら、右端で事故ってることに気づいてしまった pic.twitter.com/3KoSuq7h7o
— へだる (@hedalu244) September 24, 2020
実際の提供画像はこちら。
主人公の千(荻野千尋)とリンがともに油屋で働いているシーンでのワンカット。よく見たらリンの右側にある草の端部分が見事にぷっつりと切れているのだ。
これは本当によく見ていないと気づかないミスで、多くのジブリファンも「よく見つけたな」「本当だ」「言われないと気付かない」など様々なコメントを寄せている。
また、これには一部のアニメファンが、本来余裕を持って描くべきところが足らずに見えてしまう「セルバレ」と呼ばれるミスなのでは、という指摘をしている。その場合は撮影時にはこのように見えているものの、完成したフィルムには写り込んでいない可能性もあるようだ。
いずれにしても、ここまで細かい箇所を見ているファンがいるとは、今回の画像の無料提供がもたらしたインパクトが大きかったことが改めて伺える出来事となった。