もし人気キャラクターたちが顔だけそのままに、リアルな人間の等身になったら…そんな妄想を3Dのグラフィックで再現したのが、エジプトのアーティストMohamed Halawanyだ。
「Real Toons」シリーズでは、『トイ・ストーリー』シリーズの主人公ウッディ・プライドやバズ・ライトイヤー、スーパーマリオやソニック・ザ・ヘッジホッグ、ホーマー・シンプソンといったアニメやゲームでお馴染みの有名キャラクターたちの頭とリアルな体を混ぜ合わせ、人間のような外観へと変貌させている。
この有名キャラクター+リアルファッションのアートプロジェクト、ひとつのキャラクターを描ききるのにおよそ2時間ほどかかるそうだが、洗練された紳士や筋肉ムキムキのナイスガイ、ファッショニスタといった現代にいそうな雰囲気のボディと、キャラクターの顔が上手くマッチしているのが不思議だ。
ファニーフェイスなのに体はゴリゴリのリアルというのは、なんとなく気味が悪い気もするが、テーマパークなどで可愛らしくデフォルメ化されたキャラクターたちが気に入らない人にとっては、こちらのほうが好感が持てる場合もあるのではないだろうか。