1年間の作品制作本数は約2000本とも言われ、ハリウッドの年間制作本数を超えていることからも「ノリウッド(Nollywood)」とも称されるナイジェリアの映画産業。
しかし、そんなにも多くの作品が作られているにも関わらず、どれもチープでおバカな作品なようで、その内容がまとめられた映像が話題となっている。
ノリウッド(Nollywood)とも称されるナイジェリアは映画製作が本当に盛んで、年間1500本ぐらい新作をリリースしています。大半はこんな感じなので大変私の好みです。 pic.twitter.com/UZXK8QfNZJ
— サメ映画ルーキー (@Munenori20) 2018年11月29日
どう考えてもチープなCGや演出、ありえないくらいひどい演技の大根役者たち…ツッコミどころ満載なこのノリウッド作品が受け入れられているのは、内戦や貧困が続くアフリカにおいてハッピーエンドや楽しくなる内容がウケているからのようだ。
またさらには、YouTubeに掲載されているその動画のサムネイル画像もおかしなことになってきているようだ。
YouTubeにアップされてるナイジェリア映画のサムネ、どういう世界観なのか全然分からないな… pic.twitter.com/3d9boeuwVb
— サメ映画ルーキー (@Munenori20) 2020年1月13日
実際に「Nigerian movies」や「Nollywood」というキーワードで検索するとこのような動画たちが検索結果に出てくる。
視聴者の心理に訴えかけるようなインパクトのあるサムネイル画像が求められるとはいえ、少々やりすぎな加工画像が多そうだ。
ナイジェリアという枠組みを超え、テレビ放映などを通しアフリカ全土に広まっているノリウッド作品。中毒性が高そうなため、日本でも人気が出る日が来るかもしれない。