ときどき残念なクオリティのチラシやグッズを見かけることがあるが、誰がこのレベルで夜に出すことをOKしたのか疑問を感じたことはないだろうか。
とあるTwitterユーザーが、そんな低クオリティの成果物が仕上がってしまう実態を、グラフで図解し話題となっている。
やたらとクオリティの低いチラシとかあるやん?デザイナーってしょっぼいwwwみたいな。
………ちゃうねん。大体の原因はコレや。だからクオリティ高いチラシを頼むなら、デザインに掛ける時間をマジで考慮しないといい作品はあがってこんで。
以上、現場で働くデザイナーの声でした。 pic.twitter.com/I9aXsmfYv5— マ王@すぅ 言下1258 (@suu1calma2) 2017年6月13日
このグラフが指し示す通り、基本的にクライアントがさぼっていたせいで、現場が取り掛かれるスケジュールがタイトになってしまい、結果的にやっつけ仕事になってしまうことが原因というのだ。
デザイナーやプログラマーの方であれば、話を伺った時点でスケジュールがタイトな案件に出くわしたことは多いのではないだろうか。
ひとえに、クライアント側の担当や受注側の営業担当が工数やスケジュールを軽んじているために、作業のレベルを高めることができず、案件全体がイケてない感じになってしまうことを、各担当者は理解していない可能性が高い。
そのため、自分の力量とは裏腹のものが出来上がってしまい、それを現場のクオリティの責任にされてしまうのである。
これから巷で残念なクオリティのものを見かけた際は、デザイナーたちの悲しい叫びを感じてはいかがだろうか…。