日本ではあまり馴染みがないものの、銃社会のアメリカでは日々性能が進化し続けている拳銃。
様々な機能や形状の拳銃が開発されるなか、アメリカ・ミネソタ州のIdeal Conceal社はスマートフォンそっくりな銃の商品化に成功したようだ。
「Ideal Conceal」は折りたたむと、スマートフォンそっくりになり、ポケットにそっとしのばせておくことができる。
380ACP弾に対応しており、このサイズで装弾数は2発。レーザーポインタも装備しているため、発砲経験の少ない人でも、比較的簡単に狙いを定めて発砲出来るのが特徴だ。
なお、まだ販売は未定だが、販売価格は395ドル(約44000円)を予定しているようだ。
発砲には折りたたんだ状態からカバーを外すという動作が必要だが、一見すると拳銃に見えないため、警察の尋問も簡単に掻い潜りそうだ。テロ活動などに使われたら大変だと、アメリカ国内では批判が殺到している状態だ。
いくら銃社会のアメリカとはいえ、実際に発砲するよりも、威嚇用に持ちいることの多い銃。しかしこういった銃は本気で命を狙っている人物向けの銃であり、商品化されること自体にアメリカ社会の闇を感じずにはいられない。